枠組みの外でも息をつける場所はある

 

近藤:あと、サポステの予約が終って初参加したときにキャリアカウンセラーの人と最初話して。で、いろいろ話したあと次回ここになります、と。そのとき僕はまだちょっと危険な感じがあって、「ありがとうございます。ただ、いま人前に出てない間はウワ~となってないんですけど、ちょっと動転することがありまして、ちょっといつ会えるかが危なかしくてですね」みたいなことをぽろっと言ったんです。そうしたら3日後の閉所した後の時間に私はちょっと残っているから、ここで一回会いましょうと言ってくれたんですね。それにはすごくこう、「わあ」っと思ったんですね。ああ、やべぇぞと思ったときに、いろんな手がある、といいますかね。ちょっと少し枠組みの外でも助けてあげますという発言がすごく大きくてですね。それもだいぶ、「ああ~、これは!」と思いました。

 

 

 

杉本:役割をね、越えた部分でもね。

 

 

 

近藤:そうですね。

 

 

 

杉本:気にかけてくれる人がいるんだ、という。

 

 

 

近藤:やっぱり社会で息ができる、というものはあるんじゃないかと。

 

 

 

杉本:なるほど。うんうん。みんなそんな仕事の枠の中におさまってやるべきことをやったらあとは役割が切れておしまいというわけじゃないんだ、と。そんな人ばっかりじゃないということに気がついた、みたいな。

 

 

 

近藤:そうですね。お願いはその1回であとは普通に。だいぶ落ち着いたので。

 

 

 

杉本:なるほど~。それでサポステのほうもしばらく通ってたんですか?

 

 

 

近藤:サポステはけっこう長く通ってましたね。1年半かな。

 

 

 

杉本:サポステのカリキュラムがあってそこに参加してたんですか。

 

 

 

近藤:いや、ほとんど。

 

 

 

杉本:面談?

 

 

 

近藤:キャリアカウンセラーとの面談で。

 

 

 

杉本:あ、そうですか。

 

 

 

近藤:たま~にカリキュラムがあって。まれに「ああ、これやります」と言ってプログラムに

 

参加しました。

 

 

 

杉本:2000何年くらいですかね?

 

 

 

近藤:2012か11か。11年ですかね。

 

 

 

杉本:まだいまみたいに就労のほうに特化するちょっと前。ぎりぎりくらいの感じだったのかもしれませんね。居場所機能を残してたりとか。あの、個々の若い人たちの心とか、内面の問題もフォローしてあげようという機運がまだあった頃なんでしょうね。

 

 

 

近藤:何かね、当時でも横浜の委託しているNPOはかなり違って、横浜のサポートステーションはだいぶフォローがありました。

 

 

 

杉本:ある種のこう、カウンセリング代わりといいますか。そんな感じもありつつみたいな感じですね。

 

 

 

近藤:まあほとんどそうですね。カウンセリングだったと思いますね。で、落ち着いてきたあとに、「そう言えば何で空白期間があったんだっけ?」みたいな話になって。ちょっといろいろ思い出したんですね。ああ、そういえば何で。オンラインゲームにハマッてる最中はちょっと振り返る機会なかったんですけど、そういえばそもそも働かなかったのは何でだっけ?と。

 

 

 

杉本:ああ~、学生時代のことをね。

 

 

 

近藤:そうなんですよね。で、「ああ~」と思ってですね。

 

 

 

杉本:バイト時代のことですね。

 

 

 

近藤:そう、バイトのことを思いだしたんですね。で、「ああ~、そうだそうだ」といろいろ考えて。で、最初の親父たちの冥土の土産の軍資金をとるぞという一時的なお小遣い稼ぎのためのハローワークのつもりが、そのあと考えることが急転回しちゃって。とにかく何でもいいから僕は就労しなくちゃいけなくて、そうしないと生きていけないから何とかしなきゃ、というものから、俺はそう言えばもともと何でもいいから働かないと、というのはそう思っていなかったから(苦笑)。だから、こういう風になったんだなって。

 

 

 

杉本:びっくりしちゃったわけですね。

 

 

 

近藤:そこに入っちゃったんだな、って思い出してですね。で、このまま重点の基準を置き換えなきゃと思ったのと、あとは何かいろいろ、働いた就労後の人たちの経験を話してくれる機会があって、そこでけっこうみんな正直に言うんですよ。働いてなかった頃と、働いたあとでどっちが幸せか、ということを。

 

 

 

杉本:ああ~!

 

 

 

近藤:いまがもっと荒廃してる、みたいな(笑)、すげえことを(笑)。

 

 

 

杉本:ああ~、それはサポステの利用者だった人?

 

 

 

近藤:利用者の人とか、まあいろいろな。

 

 

 

杉本:OBの人?

 

 

 

近藤:OBの人とかのその後の感想を聞かせてもらう会。講座みたいな。「お、聴きたい」と思いまして。

 

 

 

杉本:それはまた正直に語らせちゃうんだ?

 

 

 

近藤:すごい正直でしたね。それがすごい良かったというのがあって。

 

 

 

杉本:ええ。

 

 

 

 

 

はじめの一歩から考えなおす

 

近藤:そういうのがあったりして。で、「これは大問題だ」と思って。

 

 

 

杉本:ん?大問題だというと?

 

 

 

近藤:大問題だというのは、俺も自分はどうするかというのを考えたときに、嫌な気持ちを我慢するために進む気持ちは毛頭ねえぞ、ということに気がついた。これは大問題だとすごく思ったんです。これは考えていく必要があるぞと。つまり、「始めの一歩」についてですね。

 

 

 

杉本:そうですね。確かにね。

 

 

 

近藤:すごく考えなくちゃいけないし、どっか「うらやましい」と思った話をまず参考にしていかなければいけないと思いました。そこで手がかり、就労しかねたというそこの所をどうやったら掴めていくかという風にその人たちの話してる中でうらやましいポイントを自分に作っていけるか、ということ。「そこの部分、うらやましいぞ」というその部分を本当に大事にしようと。

 

 

 

杉本:なるほどなるほど。はいはい。

 

 

 

近藤:で、けっこう仕事探しの取り組み方とかも何か、「自分の動き方」とか、まあいろいろ変わる。「どうやって動こうかな」ということを急くというよりも。

 

 

 

杉本:うん、考える。

 

 

 

近藤:考えるというのと、あと自分なりに組み立てるというか。

 

 

 

杉本:はいはい。組み立てるということですね。うん、分かります。何か就労しなきゃみたいな風に行っちゃうとあとで痛い思いする可能性も。

 

 

 

近藤:そうですね。

 

 

 

杉本:まあ、いま圧倒的にそちらのほうが強い気がしますけどね。

 

 

 

近藤:だからそのときも、「辞められないんだ」と。でも辞めたいし、辞められない。なぜなら辞めたあとにもう一回苦しいから、ここから出られないんだと言っていましたね。

 

 

 

杉本:ああ、うん。そうだねえ。

 

 

 

近藤:そういう体験談がすごくあって。「そりゃあそうだよな」と思って。僕もその気持ちで1回サッと飛びついて。で、もうここを出ては生きていけないぞと思ってもう1回我慢していこうって。それは絶対俺もなるぞと思ってですね。うかつに行くと蜘蛛の巣に入っちゃうと(苦笑)。そう思ったんです。

 

 

 

杉本:うん。いや、それは本当そうでしょうねえ。けっこう罠っぽいというかねえ。同時に蜘蛛の糸みたいに掴んで上がってみたら糸が切れてまた落ちたら本当に分からなくなってしまうということもね?そこら辺のことも考えなくちゃいけないという所、ありますよね。

 

 

 

近藤:まあ、もとの錯乱した恐怖感の地獄と、蜘蛛の糸にかかったあとの苦痛さを比べると、そこを一回出てもう一回、なんてことは考えられないですね。だからすごくその当時の「ウワ~」という状態の緩和と、「パッ」と飛び移るというか、何というんですかね?「ウワ~」というのがもう落ち着いたあとに思ったんですよ。けっこうこのままで10何年とかの歴があるとして、どんな感じになるんだろうな?と思ったら。STEPの先輩たちみたいな感じかな?と思ったんですよね。

 

 

 

杉本:うんうんうん。

 

 

 

近藤:STEPの先輩たち。で、それってまあ何かあんまり怖くはないな(笑)、と思ったんですよね。何かそれで生きている状態があるのなら。

 

 

 

杉本:ああ~。働かなくてもね。

 

 

 

近藤:そうですね。それはもう怖くはなくて。で、「恐怖感」というモチベーションがなくなったとすると、「じゃあどうしようかな」と思ったんです。

 

 

 

杉本:逆にね。はい。

 

 

 

近藤:でも落ち着いて考えた後に、もう一回オンラインゲームをやってみようかなと思って(笑)。やってみたりしたんですけど、どうも身が入らないんですね。身が入らないし、残っているのは「う~ん」という気分だけ。じゃああと時間は残っている。そしたら余裕の中で自分の可処分時間のこと。その持ってる時間のほうにちょっと気持ちが変わったんです。考えとしてはお金の消費に近いとして、これをどう消費していこうか。ただ、もうこれからは余裕から好き放題にやってやろうと思って手帳を買ってきて。で、あの~全部基本的に余裕時間です、ということで(笑)。それは大量の預金通帳なんですよね。それを好きなものに埋めてってやろうと。これを自前で埋めるのは難しいので、STEPに来たときとか、サポステに来たときにこういうチラシからワ~っと。興味の湧くもの、それってどういう話?というのを知りたいと思って。かつ参加費の安いもの(笑)。その三点で「ぴっぴっぴっ」と埋めていって。今もだいたい基本的にそれの継続なんですね。

 

 

 

杉本:具体的に聞いたり?どういうことをやってるとこなんですか?みたいな感じで。

 

 

 

近藤:まあそうですね。あと何か1回きりの勉強会とか開いているのを探して、内容がちょっと離れてても、何か「天候について」なんかでも(笑)。

 

 

 

杉本:天候?

 

 

 

近藤:天候とか。キャスターが「最近の天候から現代の社会状況を考える」、というようなテーマのものとか。

 

 

 

杉本:ああ、面白そうですね。

 

 

 

近藤:そういうものからでも、適当に安いものであれば埋めていったり。でも、そういうものはまた交通費とかかかってくるから。あの~、それで平行してやっぱりバイトも始めたんです。

 

 

 

杉本:ああ~なるほど。

 

 

 

近藤:最初はパン工場の臨時工から始めたんですね。

 

 

 

杉本:ほう。そうなんだ。

 

 

 

近藤:まず、体が動くかどうかで。

 

 

 

杉本:ああ、そうかそうか。

 

 

 

近藤:何か収入得てみなきゃと思ってですね。まず考えるのは面倒くさいし、まず、「これをしたい」というのを考えるのは難しい。まずは期間が定まったもので、タウンワークみたいなもので一番採用記事の募集のでかいやつというのを狙って(笑)。考えるのは億劫。どうせ真剣でやるわけではないので。で、その中で一番でかかったのがパン工場のおはぎ増産の募集。で応募して、採用が決まって、すごい年配の方で経験無しの方もたくさんいらしたので、「ああ、いいですね」と。ずっとこのままにしておいてくださいね、と。

 

 

 

杉本:ははは。

 

 

 

近藤:ははは。

 

 

 

杉本:まあでもいちおうあれでしょ?期間限定なんでしょ?

 

 

 

近藤:期間限定ですね。で行くと3日くらいで半分くらいに減っている。

 

 

 

杉本:(笑)あり得るというか。ありますね(笑)。

 

 

 

近藤:(笑)。で、もうみんな時間通りに来ないし。「なるほどな」と。これだったら年が上になっててもきちんと時間に来て、最後までいるならば。

 

 

 

杉本:お金にはなるな、と。

 

 

 

近藤:そう。で、向こうも「ああ、いい人が来てくれた」と。

 

 

 

杉本:そうですね。単純労働ですからね。

 

 

 

近藤:なのでこう、けっこう何ていうんだろう?「無くなるぞ」という意見については、まあそれはある程度はあるかもしれないけれども、最終的には「あるんだな」というのと、これ、きちんと「は~い」って来て。わあ、起きるの面倒くさいよ~と思っても「は~い」って着いてしまったら、事をびゃ~とやって。この逃げ場はそうは消えはしないだろう、と。

 

とはいえ実はやってみるとやっぱりきつくてですね。疲れるし。大変でした。もう腰、絶対いかれちゃうな、と。

 

 

 

杉本:なるほど。それでそのあと家庭教師のほうに移行したと?

 

 

 

 

 

ひきこもり自助会の世話人になる

 

近藤:そうですね。それで結局STEPの世話人になるんですけど。

 

 

 

杉本:あ!それはどっち?家庭教師のバイト始めるのと、世話人になるのは?

 

 

 

近藤:たぶん世話人になったほうが先ですね。

 

 

 

杉本:もう元気になった頃なんでしょうねえ。

 

 

 

近藤:そうですね。世話人になったのはいつかは覚えてないんですけど。

 

 

 

杉本:それは受けようと思ったのは?

 

 

 

近藤:それは僕が初めて参加するときには世話人さん、ひとりでやってたんですけど。で、そのかたがもう忙しくなってて

 

 

 

杉本:仕事で?

 

 

 

近藤:そうですね。なので、コンスタントに開いていくのが難しくなってきて。でも自分が降りると開催ができないと。で、「近藤さん、お願いできないか」というような話になったんです。

 

 

 

杉本:ああ。じゃあ近藤さんのほうに世話人さんのほうから?

 

 

 

近藤:そうですね。まあ元々世話人さんにひとりでやってて大変でしょうから、足りないことがあれば気軽に言ってくださいね、みたいな話はしていたんです。

 

 

 

杉本:ふ~ん。近藤さんのほうで?

 

 

 

近藤:で、世話人さんのほうから何かこう、ちょっと降りれたらなと思ってるんだけれども、ここが潰えてしまうのが気がかりで降りれなくて、という話があって。で、「ああ~」と。僕は当面は世話人でなくてもここに来たいと思っているんで、予約する係として引き受けることについてはかまいません、と。で、最初はひとりになって世話人になるのはとても不安で、僕がその当時スタッフさんのこと、人として信頼しているので、しばらく2ヶ月なり3ヶ月なり4ヶ月なり一緒にふたりで見せてもらえる機会があれば引継ぎますよということを言ったんです。

 

 

 

杉本:うん、そうか。じゃあ共同世話人というか、先に世話人やってる人が辞めるまでは一緒に世話人を共同で?

 

 

 

近藤:そうですね。共同で。で、まあ慣れてきて。

 

 

 

杉本:慣れましたか?

 

 

 

近藤:慣れたというか、そんなにその、大変なことはないなあという。

 

 

 

杉本:そうですか。

 

 

 

近藤:そうですね。いちおう場所を予約して。で、終ったらみんなで片付けて。

 

 

 

杉本:まあ事務的作業はそういうことになると思うんですけど、実際はミーティングというか、ひとりひとり語ってもらったり、あの、来ているいろんなキャラクターの人たちをまとめていくわけですけど、苦労を感じたりとか、不安を感じたりとかしませんでした?

 

 

 

近藤:それがいま現在進行形でひとり参加してもらうのが難しいかな?というちょっと攻撃性が強い方がいてですね。でもそれは本当、すごく最近のことで。そこで「う~ん」と。これはちょっと手に負えないかもしれないという、どう対応しようかなというのが今の悩みなんですけど。それまでにはそんなにすごいキツイなということはなかったですね。ただ、何というんだろう?参加してくれたかたにどうやってもっと楽しんでもらおうかなというのは、難しいというか。

 

 

 

杉本:う~ん。そうですよねえ。

 

 

 

近藤:はい。難しいかなと。

 

 

 

杉本:せっかく来てくれてやっぱり感じますでしょう?世話人という立場になると。

 

 

 

近藤:やっぱり何かこう、欲張っちゃいますよね。

 

 

 

杉本:淡々とはいかないですよね。一参加者というようなわけにはね。

 

 

 

近藤:う~ん。なんか「良かった」と思って欲しいな、って(笑)。

 

 

 

杉本:ねえ。欲は出ますよねえ。楽しんで帰ってもらいたいとかね。あるでしょう?何かこう、黙っている人がいれば気にもなるだろうし、ちょっと声をかけてあげなくちゃいけない、って。やっぱり気を使うでしょう?

 

 

 

近藤:う~ん。

 

 

 

杉本:何か近藤さん、気を遣いそうだもんね。優しい雰囲気あるから。いろいろお話伺うと。

 

 

 

近藤:うん。でもそれは何というんだろうなあ?小学生くらいからずっとそういう、ちょっと気を遣うみたいなキャラクターだったので。

 

 

 

杉本:やっぱりこう、クラスで言えば目立たない子とか、ちょっと居づらそう子に気づいて声をかけてあげたりするタイプ?

 

 

 

近藤:そう。そうでしたね。

 

 

 

杉本:ほう。気疲れとかはしませんでしたか?そういう自分の性格に疲れちゃうとか(苦笑)。

 

 

 

近藤:う~ん。

 

 

 

杉本:人のことなんかもう、めんどうくさいなあとか(笑)。

 

 

 

近藤:そうですね。めんどうくさくなったら、たぶんめんどうくさいことはしてなかったり(笑)。

 

 

 

杉本:世話人はねえ。

 

 

 

近藤:そうですね。いや、世話人はしてないというか。世話人しながらもめんどうくさいと思っているときはたぶん何かそういうことがちゃんとできてないというか、「いやあ今日は面倒くさくて」という言葉には出てないけれども(笑)。何か自動的にさぼっているかもしれないですね。まわらないときというのは。余裕が出てきたら勝手にそれがとれて分配してるかもしれないし。余裕のぶんを、というか。

 

 

 

杉本:落ち込んだりはしませんか。テンションが上がらない日は。

 

 

 

近藤:ああ~。う~ん。でも何かみんな優しいんですよね。みんな優しいんですよ。こんなにみんな優しくて、苦情がいえないじゃないか、って思うんですよね。終ったあとに白紙の意見票を配って、名前書かなくてもいいから、不満点があれば書いてくださいと。で、意見を集めてその時口頭で感想言っているときもあるんですけど、それは何か「表の顔」というか。ですから裏の顔の意見をぜひ書いてくれと。あの、極力できる範囲で意識して変えて行きたいと思いますと。で、結局ねぎらいの言葉ばっかりくるんですね。

 

 

 

杉本:え?

 

 

 

近藤:結局ねぎらいの言葉ばっかり来て。やっぱりみんな優しいんですよ。なかなか非常にこう、ね。

 

 

 

杉本:みんな求めてるんでしょうねえ。継続されるものとして。まあもともと近藤さんのキャラクターにこう、ラブリーな感じがあるというのもあるんでしょうけどね。気を遣ってくれる優しい人なんだなというのが伝わっているんだと思いますけれども。あとはやっぱりみんなこういう場を求めているからあまりカドが立つようなことは。というのはちょっと(笑)というのがあるのかもしれませんね。

 

 

 

近藤:単純に順番に話を1回ずつまわすのと、あとそれをいつ発言していいかわからないから、そのタイミングを何回か盛り込んでくださいという意見と、順番でまわってくるタイミングが怖すぎて非常にあれは避けたいですという両方の意見があって、両立しないという。そういうので、ああ~難しいなと思うこととかはあるんですけど、その、開いてて「ダメだな」という無力感は参加してくれる人が優しいから(笑)感じにくいですね。

 

 

 

杉本:何名くらいがおおむね平均なんでしょうね?

 

 

 

近藤:時期によって違うんですけど、けっこう1~4月みたいな時期の変わり目というか、何となく来るかたが多くって、だいたい10~15名の感じになるんですけど。

 

 

 

杉本:ああ。そこそこ多いですね。

 

 

 

近藤:何か7月8月とかは少し少なめで、5から10の間、みたいな。

 

 

 

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